レーシックを受けましたレポ

先日、念願だったレーシック(視力回復手術)を受けたので、諸々書き残しておこうと思う

 


一ヶ月くらい前、ふとコンタクトを使い続けることに疑問をもって(金銭面や手間、今後一生続くのかという感じの)

今までやりたいけどお金の問題でできないでいたレーシック手術だけど、今ならできそう。というか、きっと今しかできない!と思って、やる事を決意(思い立ったらすぐ行動派)

 


同僚にレーシック経験者の方がいて、相談したら病院を紹介してもらえるということなので、まずは無料検査の申し込みのため病院へ電話。

 


ちなみに病院は、レーシック手術の症例数が日本一といわれる某近視クリニックです。

 


すると、午前中に検査して、結果に問題なければ当日午後に手術、夜19時には帰れる「1日レーシック」というものがあり、それだと一万円引きになるのだと案内され

私としても、連日有楽町まで通うのは嫌だった為、口車に乗せられたというよりむしろありがたいという感じで1日レーシックを予約。

 


ただ、術後は目の状態が不安定な為、電車では一人で帰れないと思うから、付き添いか迎えが必要とのこと。

私は家族が車で迎えに来てくれるとの事なので、その予定と、仕事の連休が取れそうな日を考えて、5/13(日)に決定

 


ソフトコンタクト使用者は3日前から裸眼(眼鏡)で生活が必須で、これがとにかく不便だった…

※ハードコンタクト使用者は2週間前から裸眼

 


5/13(日)

朝10時前に来院

問診票を書いて、待合室で待機。10分くらいで呼ばれる

 


まずは視力検査。担当の検査技師さんは男性のHさん(気が弱くて優しそうな細身のお兄さん。ちょっとタイプ…)

 


「まるでベルトコンベアーに乗ってるみたいだよ~」と言っていた同僚の言葉通り、次から次へと機械を変え部屋を変え検査検査検査、、!

途中、ある検査のために目薬をさされる(さしてくれる笑)んだけど、一時的に老眼の症状が出るとの話で

待合室に居る時に自分の手元で検証したら、本当に所謂老眼の見え方になってておもしろかった!(近くではボヤけてしまうのに、離すとクッキリ毛穴が見える)

 


検査の結果わかった私のスペック↓

裸眼視力 0.03程度 片目乱視あり

角膜の厚み 500~503μm

 


詳しいことは省くとして、私は強度近視なうえ、角膜厚が普通より薄い方なのだそう。(日本人の平均は530~550μm)

通常、角膜厚は術後400以上残さないといけないのだけど、500な私が施術で角膜を削って残るのが410程度なので、保証は付くけど再手術はできないという事になり、さらに使える機械も限られるうえ、近視戻りのリスクが高いらしい

 


そこで進められたのはicl(目の中に永久コンタクトレンズを入れる手術。最近指原がやって話題になったやつ)

iclは絶対に近視戻りが無いのと、角膜を削らないため角膜が薄い人(つまり私)にはとてもいいのだとか

とても良いことはわかるんだけど、なんとお値段70万円!

私の予算は30万円…。現金でいきたかったのと、さすがに予算オーバーすぎるためお断り。涙

 


実は、事前に調べた中で、「カード支払いにすると高い手術を勧められた時に断りにくいから、現金支払にして予算を伝えておくと良い」という記事を見たので、まさにどんぴしゃり。これは知ってて良かったです。

 


ちなみにこの説明と勧めてきたのはHさんでは無い、営業マンぽい口調の男性(この時が初対面)だったということもあり、断りやすかったのだ!Hさんだったら断り辛かったろうから良かった…!

 


検査も終わり、手術方法と機械も決めて、最後にドクターの診察へ

そこで手術方法の最終確認をするんだけど、私の場合ハイリスクなので、「角膜強じん手術」をやったらどうかと言われる

何が違うのかというと、例えば私みたいな強度近視な上に角膜厚が薄い人は、近視戻りがある可能性が高い。

だけど先述の通り再手術は不可能となると、せっかく視力回復したのに勿体ない…

そこで角膜強じん手術、簡単な話、手術の過程で角膜を強くして近視戻りのリスクを減らすというもの。

もちろん、やっても近視戻りになる人はなるから、100%防げるというものではないらしいのだけど、特に私のようなハイリスクな人には勧めているとのこと

 


そこで先生

「ぶっちゃけ、予算いくらですか?」

私「さ、30万円…弱…(小声)」

先生「30万までいける?いけるなら、ひとつ機械のランクを下げて、レーシック+角膜強じん手術で30万円(税込)でどうです」※先生から直々に金額の話をされる

私「うーん…どうしましょう…」

先生「やらなければ、レーシックだけで21万円。どーします?」

 


はい、よくわかります。すべてお金であること…このゴリ押しに負ければすべて思うツボであるということ…

 


しかし、結果私は30万円で角膜強じん手術を受けることにしました。

理由は、もし今後視力が戻った時「あの9万を惜しまなければ…」と思うのが嫌だったから。

それに9万なんて一ヶ月で取り戻せる!

あと、同僚の紹介チケットで3万円引+1日レーシックで1万円引=計4万円引 だったのがでかい…これも、本当にありがたかった。

 


ここまで終えたら、病院を出て一度食事するなり自由に過ごして、16時に戻ってくるように言われる。その間、レーシックの手引書のようなパンフレットをよく読んで承諾書を書くようにとのこと。休憩中から使用するようにと目薬も渡されます。このとき時間はたしか13時前だったかな

 


お昼食べつつ手引書を熟読して、時間が有り余ってたため本屋でちはやふるの新巻買ってベンチで読んで、ルミネとマルイで時間潰してお母さんにラインで30万円払ったよと伝え…とにかく暇な3時間を過ごす。笑

 


16時前、病院へ戻るとすぐ手術の準備

眼鏡以外の手荷物はロッカーへ

呼ばれて手術室へ。名前を伝えて、いざ手術台!

 


この時の私の心境「いよいよ~」

まず点眼麻酔。目ん玉ツンツンされても感覚が無くなるので無痛

片目ずつ、目の周りに機械を押し当てられる(とにかくがっつり押さえつけられてる為、目じゃなくて目の周りの肌が痛い)

なんかやられてるのはわかるんだけどどうやらこれは準備らしく、5分くらい施したあと、歩いて別室へ移動

 


次の部屋が手術本番

さっきの部屋とは違って、空気がピリッとしてた

 


この時の私の心境「なんか…緊張してきた…」

 


そう。私、今回レーシックやろう!って思い立ってから手術まで本当にトントン拍子で、というか早くやりたいって思うばかりで、不安とか恐怖とか一度も感じてなかったのです

今まで28年間、一度も入院や手術を受けたことがなくて、今回が全部はじめての経験だった。

 


だからか、手術台に上がるまで本当に実感が湧かなくて、いざ本番!ってときに急に「あれ?私これ、大丈夫なのかな?」って思い始めて!成功とか失敗とかいう言葉が、初めて頭をよぎったのがこの時だった…!

 


そんな事を考えてる間に手術が始まり

ドバドバ目に溢れんばかりの目薬を流され、目の前に機械が現れる。先生が何かを私の目にはめたのがわかる。目のプヨプヨしたのをペロンと捲られた感覚がわかる!

先生「はーい、初めていくねー」

目の前が真っ赤になる、その奥でずっと点滅してる緑の光を見るように指示される

レーザーで焼かれてるような焦げ臭い匂いと、目にビームを受けてるような少しの感覚

数秒後、視界ブラックアウト。まだ緑の点滅を見続ける

オペ助手の方の声「あと1分です」30秒です、15秒、10秒、5秒、終了です。

ペロンと戻される感覚!またしても、ジャブジャブ目薬を流し込まれるばかりか、小さいシャワーで洗浄されてるような感じ。そんな感じで右目終了。5分くらいかな?

 


こんなもんかと思っていたら、左目で事件が起きる。

 


右目と同じ手順で、視界がブラックアウトした後

左目スタート時から、緑の点滅が視界の真ん中よりやや右上にあった。(右目の時は真ん中にあった)

緑の点滅を見てねという指示通り、「緑、緑…」と頭で繰り返しながらやや右上の緑を追いかけ続けていると

先生「真ん中ね、真ん中を見てくれるかなー」

私「(え?緑じゃないの?緑は右上だよ?緑、緑…)」

先生「真ん中見てー」

私「真ん中…?真ん中…(声に出てる)」

真ん中に視線を変えてみる

先生「そうそこ!そこ見ててねー」

私「(真ん中…真ん中…真ん…緑…緑、緑!)」※緑に戻る

先生「だから真ん中ー…!」

この時パニック!!!結局真ん中に移せたのはほんの一瞬で、ほとんど右上を見てたのだけど、気づいたら終了してて

大丈夫だったのかなぁと不安に思い始める(今更)

 


先生「はーい終了でーす」

 


ゆっくり起き上がると…もう、自分の靴下がくっきり!見える。すぐに「あ、変わった」と思った。

看護師さんに手を引かれて、別室で5分~10分ほど目をつぶって休憩。さっきの事が頭の中でモヤモヤしてる。

 


名前を呼ばれて、目薬の説明ビデオを見せられるのだけど、目が開かない!そして痛い。

眩しくて、瞼が重くて、目が開けられるのは2秒くらい…

聞こえる話だと、他の人は痛くないしビデオが見えてるらしい。え、わたしだけ?さっきのあれのせい?と、泣きそうになる。

ビデオの説明をしてた新人看護師さんに「見えないんですけど…」言うと、ベテラン看護師さんにらしき人が側に来て「大丈夫ですか?痛いんですか?」と聞くので、「い、痛いんです!痛いぃぃ~…」と言うと「痛み止めさします!目開きますね!しみますよ!」とまたもや目薬ぼたぼた仕込まれる(笑)隣の人の視線を感じる(笑)

痛み止めの効果か痛みが引いて来たため、改めて目薬の説明を聞いて、ゴーグルを貰ったら帰っていいとのこと

受付で翌日検診の予約を取って、ようやく全行程終了!

時間は17時45分くらいかな。

 


家族には19時くらいに終わると伝えてあったため、迎えまで一人ベンチで過ごす。が、とにかく瞼が重くて、まともに携帯も見れず。。

自販機で買ったコーヒー飲みながらぼんやりするのみ。

予定通り19時前、迎えの車に乗って帰路へつきました。

 


家ではとにかく、とにかく眩しいのと痛いのとで涙が止まらなくて、痛み止めの目薬さしまくって22時には寝た。瞼は両目ともものもらいの時みたいに腫れてるから半開きしかできなくて、視界はボヤけてるし、このままだったらどうしようと思いながら寝た

 


が、次の日起きるとスッキリ爽快!

瞼の腫れも引き、視界は良好、世界はクリアになっていた!

翌日検診で検査すると、右目は1.5まで回復。左目はまだ乱視が残っていたが、安定するまで3ヶ月ほどかかるらしく、徐々に回復していくでしょうとのこと。ゴイゴイスーーー!

コンタクトしてても視力0.8くらいだったので、1.5なんて小学生ぶりの見え方なんだろうけど、もうコンタクトの時がどこまでの見え方だったのか忘れてしまって、最初からこの視界だったのではと思うほどナチュラルに受け入れられる(笑)

3ヶ月後、緑の島ではメンバーの衣装の柄まで見えちゃうかもね!それが楽しみ。

 


今後もこの視力を維持できるよう、生活に気をつけなければと思うのでありました。

業務上毎日9時間くらいパソコンと向かい合ってるため、これを機に転職もアリだなーとか思ったけど、そっちは思い立ったらすぐ行動!というわけにもいかないかな…

 


長くなりましたが、これにてレーシック手術レポ終了です。

 


もし同じく受けたいというかた居たら、紹介チケットお渡ししますので声かけてください。機械によってだけど、最高5万円引になるそうです!

 


おわり